日本シリーズを振り返る
今年の日本シリーズは盛り上がりました。
アメリカから古巣帰ってきた黒田投手を有し、25年ぶりのリーグ優勝を決めた広島カープ。
そして対するは、今季にプロ野球史上最速記録となる165キロを投げたことで話題になった、大谷翔平投手やWBCでも活躍した中田翔野手を擁する北の優、日本ハムファイターズ。
結果は日ハムの逆転勝ちでした。
広島に勝って欲しかったけど、日ハムも優勝おめでとうございます。
伝説級の直球を投げるというと、まず名前を上るのが、優秀なピッチャーに送られる沢村賞でも知られる巨人の沢村栄治投手。戦時中は戦地で手榴弾を投げていたとか、投げた時にミットに届いた衝撃で捕球したキャッチャーの指が折れたなどの逸話が残っています。
400勝投手の金田投手、昭和の怪物江川卓投手も目を見張るような速球を投げたそうです。
プロ野球の歴史の中で、選手によってはスピードガンによる球速の計測が始まる前に活躍したこともあり、正確なデータは残っておらず、再現した映像から球速を推定したり、当時の他の選手に話を聞くことくらいしかできないこともあります。
そのため過去の選手と現在の選手を一概に比べることは難しいようです。
また海の向こう、メジャーリーグではシカゴカブスのチャップマン投手がもつ世界史上最高記録は171キロだそうです。
直球だけが野球の見所ではないですが、人間がどれだけ早い球を投げることができるのか、期待が膨らみます。